レポート

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2003.01.23 新年一回目のインタビュー

コンチネンタルカップ3戦を含む、4連戦終了後、国体予選長野県大会出場の為、久々に長野に戻ってきた西森選手はHBCカップで6位入賞と調子が戻ってきたこともあり、とてもリラックスしたいい表情でした。

— 今シーズンのこれまでについて、振り返っていかがですか?

西森(以下N) シーズンの初めから、調子は良かったんですが、成績に結びつかず、とてもはがゆい思いでした。先日のHBCカップでの6位は嬉しかった。やっと、成績に結びついた!!という感じでした。

— トレーニング内容を(精神面も含めて)昨年と変えていること、変わったことを教えてください。

N 一番大きいのはジャンプを飛ぶことが怖くなくなったことですね。3年前のサマージャンプで飛行途中で板が外れるというアクシデントから、ジャンプを飛ぶことがとても怖かったのですが、去年の夏から6〜700本以上のジャンプを飛んで、3年前の事はようやく頭から消えたような気がします。

— では、あとは結果を出すだけという感じですね。

N そうですね。自分にとって理想のジャンプというのが、頭の中でできているので、それを忠実に実現するだけだと思っています。

— 最近、テレビでスポーツ選手の集中を高める方法をいくつか見たのですが、西森選手の方法を教えて下さい。

N 僕はあまり、集中をしようとしないんです。集中すると体が硬くなってしまうので、スタート前は別のことを考えながら、控え室でモニターに写る、他の人のジャンプを見たりとか、ストレッチをしたりしています。

— 以前、ファンからの質問を行いましたが、今度は社員からの質問です。上で待っているときはどんなことを考えていますか?話しをしたりするのですか?

N そのときにはもう、ジャンプのことしか頭にありません。話しはまったくしません。もう飛ぶだけという状態です。

— 話は変わりますが、あれからゴルフはうまくなりましたか?

N そんなに行っていないので、うまくなっていません。(笑)ただ、100をやっと切れるようになりましたよ。

— 最後に今シーズンの残り試合の目標は。

N まずは、一回優勝します!あとは全ての大会でシングル、です。

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