レポート

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2003.09.13-14 白馬カップ観戦レポート!

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K点超えのジャンプを見せた トライアル後、「たまたまですよ」と ひとこと。

K点超えのジャンプを見せた トライアル後、「たまたまですよ」と ひとこと。

一本目を終了して

一本目を終了して

大会結果を知らせる電光掲示板に!

大会結果を知らせる電光掲示板に!

大会終了後、応援にかけつけた社員と一枚

大会終了後、応援にかけつけた社員と一枚

1日目 9/13 NBS北野杯

朝、台風が近いせいか、曇り空で今にも雨が降り出しそうだった。(今思えば、1日目の 大会を象徴していた天気だったが)

8時半になり、開場すると続々と人が入ってくる。中には、これまでの大会で見かけたことのある顔も。ラージヒルの迫力が為せるところだろうか。

9時を過ぎ、トライアルが開始され(飛ぶのは女子選手と昨日の予選を通過した50人)、 りょうへいは121.5m。調子がいいのかと思い、声をかけてみると「たまたまですよ」と一言。ただ風がたまたま良かっただけのようだった。本番も風が味方してくれることを祈る。

10時より競技開始。台風の影響で風がめまぐるしく変化し、実力のある選手でも記録が伸びない。時折、強い横風が吹き始め、転倒する選手がでてきた。42番目(女子選手7人を 含めて)のりょうへいのジャンプ。横風にやられながらもK点付近まで距離を伸ばし117.5m。この時点で4位につける。1本目を終了して7位に。(気づけば、雲はどこかへ行 ってしまっていて、日差しが痛いほどの晴天に。)

11時を過ぎて、2本目が始まるが、相変わらず風は安定しない。各選手、K点付近の風に落 とされてしまい、記録が伸びないようだった。残り、いよいよ優勝争いをする10選手となったところで、強風が吹き始め、競技は一時中断する。ジュリー会議(※1)の結果、そのまま2本目を中止。1本目で競技成立となった。

試合後のりょうへいはとてもくやしそうだった。「また圏外(※2)でしたよ」 その言葉が全てを物語っていた。今年のサマージャンプはほとんどが10位以内といい記録を残しながらもラージヒルでは満足の行く結果を残せずにいる。サマージャンプも明日のSBC杯を含めて、あと2試合。目標はやはり表彰台。会心の笑顔を見せてほしい。

※1 ジュリー会議・・・技術代表、アシスタントTD、競技委員長によって行われる会議。

※2 圏外・・・今大会の入賞は6位まで

2日目 9/14 SBC杯

昨日に引き続き、晴天。8時半の開場。昨日より、こころなしか人の入りが多いような気 がする。昨日とは違い、予選から始まる。男子、女子選手を合わせて102人。中学生も飛 ぶようだ。地元選手が多数いるようでひときわ大きな声援が送られている。半数を超える と、飛距離も100mを超えはじめる。りょうへいは123m。余裕の予選通過だった。

1本目は111.5m。「風が良すぎた」と後でりょうへいは言っていた。向かい風だったが、強すぎたようだ。この時点で9位に。一本目が終了して11位。ここから、表彰台は難しい。屋外競技は運によるところが大きいということを目の前で見せつけられたような気がした。それでも、2本目はK点付近まで飛んで119m。この時点で3位。大会も終盤になるにつれ、風も安定してきたようで、その後はK点越えが連発。終了時には12位だった。

調子がいいだけに悔やまれる2日間だったに違いない。いよいよあと1試合。今度こそはと思っていることだろう。海外への切符をつかむ為に。

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